三菱UFJ国際投信主催のブロガーミーティングに参加、業界最安値となるS&P500に注目が集まる

こんにちは。Hiroです。
2019年10月18日に開催された三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティングに参加してきました。

ブロガー向けのミーティングは初めてでしたが、三菱UFJ国際投信の方達と直接対話ができて良い経験となりました。私は、インデックスファンドだけでなく、ETFや個別株式も積極的に取引していますので、少し違った目線からのブロガーミーティングの参加報告をしたいと思います。

なお、ブロガーミーティングの詳細に関しては同テーブル席だった青井ノボルさんが詳細にまとめているので参考になると思います。

⇒青井ノボルさんの参考記事:S&P500引き下げ直後のブロガーミーティングに参加

 

注目は、業界最安値を目指した米国株式(S&P500)の信託報酬引き下げ(0.15%→0.088%)

今回のブロガーミーティングでは、業界最安値水準となる米国株式(S&P500)の信託報酬引き下げの話題に注目が集まりました。私がインデックスファンドに投資し始めた頃(10年前くらい)に比べて、信託報酬の安い良質なファンドが充実しており、時代の移り変わりの速さに少し驚いています。

私が投資に目覚めた頃は、徹底的に信託報酬の安い金融商品を選ぶためにETFに直接投資をしていました。かなりマニアックなインデックス投資家だったと思います。ただ、ここまでの水準になればeMAXIS Slimシリーズを使って積み立てしても良いと感じています。

なお、eMAXISシリーズの純資産総額は4,449億円に達しています。金融リテラシーの高い個人投資家が本当に増えています。

ところで、企業の確定型拠出年金でもeMAXIS Slimシリーズを保有したい(会社の確定型拠出年金口座で500万円弱くらいのインデックスファンドを保有しているので)、今後、そちら向けの営業的な活動はされないのかお聞きしたところ、色々と難しい回答を頂きました。少し残念です。

SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)であれば、eMAXIS Slimシリーズを保有できるので個人投資家が自分自身の意思で資産運用する環境はほとんど整っているのではと感じています。

 

eMAXIS Slimと同じ資産クラスでのETFについて

質疑応答コーナーで、私が特に気になった内容はeMAXIS Slimと同じ資産クラスでの国内ETFの検討についてです。その際の回答の要約は、以下となります。

・eMAXIS Slim を出した時に、個別株をやっている方が投資信託まで来ないと感じた。
・ドル転の手数料と売買手数料を含めて、割安感があれば革命が起きるのではと期待。
・ETFの場合は、証券会社とうまくコラボできれば、個別株の投資家を取りに行けるかも。
・投資信託とETFの投資家は、価値観も含めてちょっと違う客層。
・MAXISの信託報酬は高いが、信託報酬の見直しも含めて戦いにいける。

個別株取引を主戦場とする私の感覚としては、一番気になるのは流動性です。信託報酬は、あまり気にしていません。なぜなら、購入したい時にETFを買えるか、利益確定や損切りしたい時に即座に売却できるか、この2点が重要だからです。

ただ、個別株の投資家にも、いろいろな投資スタンスの人がいます。短期取引(デイトレ系)、スイングトレード(数か月)、中長期投資(数年)、高配当株投資家など。

正直、ドル転して流動性の高い海外ETFを直接売買した方が安心感があります。海外ETF同等の流動性を担保できないのであれば、個別株投資家のターゲットを絞った方がいいかもしれないですね。

例えば、暴落時にスポット買いしたい超長期投資家向けなど。ターゲットが超長期の投資家であれば、そこまで高い流動性は不要ですし、信託報酬も気になると思うのでeMAXIS Slimの強みを活かせる気がします。

双方向のコミュニケーションの場に参加するのは、刺激があって面白い

実は、投資系のイベントで懇親会まで参加したのは初です。残念ながら残り時間が少なく、参加された全ての個人投資家や運用会社の方達とお話できませんでしたが、F2Fで議論できる場は刺激があります。

Twitterで見かける個人投資家の方達も多数参加していましたので、積極的にお話すれば良かったかなと少し反省しています。また機会があれば、投資関連のイベントには参加したいですね。このような会を開いて頂いた三菱UFJ国際投信には感謝しています。